このゲームについて

19世紀を舞台にしたローグライクゲームです。探検家としての名声を得るために、未知の秘境を探検します。19世紀というと、産業革命が起こり、ヨーロッパ列強諸国は植民地を広げていました。また、ペリーが黒船で浦賀に来航したのもこの頃です。

現在Steamで¥ 1,980で販売中です。

ゲームの流れ

計5回の探検を行ない、探検家としてrenown(名声)を高めることを目指します。

秘境での探検パートと探検後の街での準備パートで構成されています。

探検家

探検にはリーダー1人+2人の、計3人で挑みます。

以下の4つのクラスがあります。

Scientist、Scout、Fighter、Speaker

それぞれ得意な分野があり、探索中に行動の成功判定を決めるリールはキャラクターの所持しているスキルで成功率が上下するので、複数のクラスで構成したほうが良さそうです。

秘境を探検

秘境では主にtoken(トークン)Treasure(宝物)を入手するために行動します。tokenはロンドンに持ち帰ることで使用可能な資源となり、冒険に役立つ様々な用途に使用しできるようになります。(後述します)

秘境には特色(原住民が友好的、お金に関するマスが多い等)があるので、事前にある程度の傾向と対策を練る事ができます。秘境を隅から隅まで探検したいのですが、移動にはSupply(パン)を消費するので、パンの残量とゴールまでの距離を念頭に入れ探索を進めていくことになります。よく、「パンの余裕は無いがあのマスに寄り道したい!」という状況が良く発生します。パンが無い状況でもマスを進むことは可能ですが、空腹によりガッツリとステータスが低下しますので、あまりオススメしません。

各マスでは、表示されているアイコンに沿った様々なイベントが発生します。イベントは基本的にランダムで、内容や選択肢によってはリールによる成功判定や、Encounter(遭遇)が発生します。イベントの結果によりtoken等の利益を得ることもあれば、不利益を被ることもあります。

そんなこんなで秘境を進み、ゴールへ到着すると、ボスとのイベントとEncounter(遭遇)が発生します。

ボスはなかなか強敵ですが、ボスの能力、特性は固定なので、何度か挑戦すると突破口が掴めるかもしれません。この時に空腹によるdebuffがあると、かなりつらいです。

ボスを倒すことができれば報酬としてTreasureを入手し、街へ帰還します。

Encounter(遭遇)について

原住民や野犬、その秘境のボスなどに接触するとEncounter(遭遇)が発生します。

Encounter時の画面です。ファイアーエムブレムの戦闘(タクティカルコンバット)みたいですが、”戦闘”とは少し違います。

3つのアプローチ

探検家は以下の三つの手段で相手にアプローチできます。

アプローチによりキャラクターのSpirit(心)の値が0になると、行動不能になります。

Friendry(友好的)

相手を笑顔にしたり、煽てたり、口説いたりします。

Devious(狡猾的)

相手を悲しませたり、怖がらせたり、怒らせたりします。

Aggressuve(攻撃的)

相手に暴力を振るいます。

遭遇する相手には弱点)半減、無効が設定されていることが多いです。

その為「弱点を重点的に狙えばいいんだね」と考えますが、そう単純ではないのがこのゲームのいやらしいところ。アプローチによって後述のmood(雰囲気)が決まります。

3つのmood(雰囲気)

アプローチによって、相手方に対する自チームの雰囲気が決まります。

以下の様な3すくみとなっており、自チームと相手方の雰囲気の相性で、ステータスに様々な影響を与えます。

友好的>狡猾的>攻撃的>友好的・・・

友好的なmoodは狡猾的な相手に強い

やさしさで、相手の荒んだ心を開きます。

狡猾的なmoodは攻撃的な相手に強い

狡猾さで、野蛮人を翻弄します。

攻撃的なmoodは友好的な相手に強い

暴力で、平和ボケしている相手を黙らせます。

相手の弱点が悲しさ、相手の雰囲気が友好的である場合、こちらが相手の弱点を突くために狡猾的なアプローチを続けると、こちらの雰囲気が狡猾的となり、友好的な雰囲気の相手に対して不利な立場となります。

なかなか加減が難しいのですが、更にプレイヤーを悩ませる要素として、Encounter終了時の態度によって後述のEncounterの報酬が決まります。

Encounterの報酬

Encounter開始前に雰囲気ごとの報酬が表示されます。イベントや、自信の研究や専門家の影響により、雰囲気ごとに報酬の差異が発生します。そうなると「報酬の為に、不利な雰囲気でも勝利したい」と思ってしまいますよね。

プレイヤーは弱点へのアプローチ優位な雰囲気より良い報酬とを天秤にかけ、悩むことになります。また、こちらのチームは3人から増えることはなく、ほとんどの場合、人数の差で不利な状況です。少しでも一瞬の油断で致命傷を負うこともあります。

街への帰還/次の探検の準備

探検で得られた成果は、拠点であるロンドンに持ち帰ります。これら成果を使用し、次の探検の為に探検家/チームを強化することができます。探検で手に入れたtokenここで初めて使用できるようになります。主な用途は以下です。

Collect(富)

持ち帰ることでお金を得ます。お金は装備の購入に使います。装備を整えることでEncounter(遭遇)時のアクションに関するステータスが上昇します。一部のアイテムは、装備するとスキルが発動します。

Campaign(活動)

持ち帰ることで地位を得ます。助手や専門家を雇用することができ、それらは探検の成果から追加のボーナスを得たり、冒険者に新たなスキルを付与します。

Study(研究)

持ち帰ることで研究ポイントを得ます。研究ツリーのスキルを取得するのに使用し、冒険に対して有用な効果を得ることができます。

Treasure

沢山の種類があり、また、様々な恩恵をもたらしますが、狙ったTreasureを手に入れようとするとなかなか難しいです。

最後に

本作は骨までしゃぶりたくなるコンテンツ、プレーヤーの頭脳に挑んでくるゲームシステム、探検家の生き生きとしたグラフィックス、ストレスの感じないUI、これらがお互いに作用して、楽しく、繰り返し遊ぶことができます。

「Renowned Explorers」の開発元Abbey Gamesのゲームは現在「Renowned Explorers」と「REUS」の2作品が発売されています。「REUS」はほぼ発売と同時に購入しプレイしました。「REUS」もリプレイ性のあるゲームで、海や山を司る神様を操作し、試行錯誤を繰り返しながら人類を繁栄させていくゲームです。その時にも感じたのですがAbbey Gamesのゲームからは誠実さが感じられます。

本作は2015年9月2日に発売されたゲームですが、隔週でアップデートが計画されていたようで、12月10日にもアップデートがあり研究ツリーなどが変更されました。12月中にもう一度、最後となるアップデートがあるようです。ただ、来年には「Renowned Explorers」に関するニュースを発表するとのことで、とても楽しみです。